日米親善・友好をより深めるため米国版忠犬ハチ公登場
日本版銅像の経緯:
日本国民に深く愛され忠義と無償の愛を象徴する存在であった秋田犬の忠犬ハチ公 像が1934年4月21日に東京渋谷駅前に彫刻家 安藤
照氏製作によって設置され ました。ご主人の上野英三郎博士を強く慕い博士の生前と死後も駅に出迎え帰りを
永く待ち続けた場所であることからこの忠犬ハチ公像が東京の待ち合わせ場所として 多くの人々の人気を集めています。
初め作成された像は第2 次世界大戦の金属供出に提供され溶融されましたが1948 年8月、初めの忠犬ハチ公像の制作者であった安藤
照氏のご子息、安藤 士氏の手 により製作、連合国軍最高司令官総司令部愛犬家有志はじめ日本国民の熱い思い
に支えられ現在の像が再建されました。
米国版映画の経緯:
2009年ロードアイランド州ウーンソケット市は『HACHI
約束の犬』(原題:
HACHIKO: A
Dog's Story)の撮影地となりました。
ハリウッドの人気スターで大の愛犬家のリチャード・ギアが主演、ラッセ・ハルストム監 督によるものです。
これは飼い主の上野博士とハチ公の実話に基づいて作成、1987年に、公開された
日本映画、『ハチ公物語』のリメイク作品です。これらの作品は日本はじめアメリカや
世界の人々の大きな感動を得て何種類かの本も出版されました。
この作品が作られるきっかけは映画プロデューサーのVicki
Shigekuni Wong が日本を
訪れた際、渋谷のハチ公の銅像に興味を持ち、ハチ公のストーリーを映画などで知っ
て感銘を受けました。帰国後に自分の愛犬にも「ハチコー」と名付けるなどしてたいへ
ん可愛がりましたが惜しくもその愛犬が亡くなってしまいました。
この悲しい愛犬の死を契機にこの映画製作を決意したということです。
米国版銅像の経緯:
All Classics
株式会社の社長兼彫刻家であるDarren
Hussey
氏が日本を訪れた際、渋谷のハチ公の銅像を見て銅像の背景にある秘められた驚きの歴史や忠義、無償
の愛についての内容を知り大いなる感銘を受け、帰国後渋谷のハチ公をお手本に銅 像を製作しました。
紆余曲折を経てこのハチ公の銅像は、Beacon
Charter High School
高校のものとなり ましたがHACHIKO: A Dog's Story の映画を見て感動したという地元の高校生たちの
発案でこの感動を末永く持ち続け多くの人にこの感動を伝えられることを願い、学校 から市に寄贈されました。
日本から桜が送られて100周年を迎え立派に育った桜を記念して開催されたウーン
ソケット市の桜祭りイベントとして、ハチ公の銅像は映画撮影の行われた鉄道の旧駅
舎の前に設置され2012年5月19日、地元の人たちや日本のハチ公像のある渋谷
区をはじめ多数の関係者が出席して除幕式が行われました。
ハチ公像の脇には在ボストン日本国総領事館長の手により日本から寄贈された新た な桜の苗木も植樹されました。
ウーンソケット市で行われた桜祭りのイベントと忠犬ハチ公像除幕式の状況はアメリ カでニュース報道されたのをはじめ、日本の
NHK
放送局からも取材スタッフが訪れ日
本全国ニュースで放映されました。これら報道により世界の人々が知ることとなり大き
な感動や反響を得て、桜の取り持つ100年の長きに亘った親善の意義、桜や忠犬ハ
チ公を核にこれからも永遠に継続するであろう友好の輪の広がり等、人々に関心と感 動を与え多大な成功を収めました。
イベントは、ウーンソケットの巨大な成功だったとの関心やストーリーを持つ魅力に起因する、Blackstone
Valleyの観光協議会及びその他の利害関係者は、米国と日本文化を公開するイベントを使用して自分自身を捧げている。ハチ公の記念碑の整合性を維持するために、我々は日本の人々と米国の間で、お互いの国での意識や関心を高めることに加えて、その背後にあるディスプレイと話に注意を強化し、描画するためのプログラムを開発しています。
今後ウーンソケットの忠犬ハチ公像の充実を図るため、日本の渋谷にあるハチ公像
のような立派な石の台座や、英語、日本語併記による解説板を作成する計画を持っ ています。
その計画はBlackstone
谷
の観光評議会
により行われますが、計画実行される には日米両国民の皆さまのご支援が必要です。
アメリカ・ロードアイランド州ウーンソケット旧駅舎のハチ公像
日本への関心を促進し、日本と米国との間の作業の連携を促進するためにこのウェブサイトを含む、情報および他のプログラムを開発する
映画、モニュメント、今後の計画と開発の努力だけでなく、日本に関する情報を含む、ハチ公の物語の詳細については、下記のリンクをご利用ください。